英語力だけじゃ役に立たない!
「英語学習なんかに金と時間を無駄使いするな!」若者よ!英語の前に、日本の文化、伝統、歴史を学べ!
来日する外国人は不思議に感じるらしい!
「経済力は世界で2番目、3番目の先進国の筈なのに、日本じゃ空港を出た瞬間から、どうして英語が通じなくなるの?」「聞けば長年学校で英語を習っているらしいのに、どうして?英語が分からないと云いながら首を横に振り、やたらニコニコと笑いながら逃げるのは何故?」
ビジネスの交渉の場で、慣れない日本人は無理な値段、納期を要求されても、相手の英語が理解出来なくても、只首を縦に振り「ウンウン」とばかりに頷いてしまう。相手はてっきりOKされたと誤解してしまうが、現実は、「意味は分からないけど聞こえているし、何も反応しないと悪いからと、意味なく頷いてしまう。(ビジネスの世界では、そこから大きなトラブルが生じている)
この種のトラブルは日本企業とのビジネスでは日常茶飯事、日本人は分からない時でも、聞き返さず、判った振りをしてしまう。「判らない」と云う事は「恥ずかしい」と思うらしい。だから当然無口になる。これじゃ「国際化」以前の問題!
英語なんてペラペラ喋っても何の自慢にもならない!
喋りの中味が問題なのであり、先ずは根底の日本語の語学力、常識が喋りの質と結果を左右する。プラス、喋りの中味に「うんちく」があるかどうかも大問題!我々商社の世界じゃ、「やたらペラペラ英語を自慢する男女にはろくな日本人はいない」という格言がある。
語学そのものが目的になってしまって、肝心のその人間性そのものと仕事の中味が二の次になってしまうケース。道具の英語が目的になってしまう。海外に出張したり、駐在で「営業成績のトップの人物」は大体「適当に英語の上手い人間」が多い。英語ペラペラ君は、平均的に相手に嫌われて営業成績が上がらない。どうしてそうなるのか不思議だが、周囲から上手い上手いと云われている内に、英語の道具屋になってしまうのかも知れない。
それは簡単な理屈からで、例えば君の会社、家に外人の顔して「ペラペラ日本語の外人のお兄さん」が生意気な顔でコンタクトして来たら、どうだろう?「謙虚で可愛い態度のポツポツ日本語の外人お兄さん」にはフレッシュな印象を受け、興味をそそられる。「何か協力してあげようかな?」という気になるかもしれない。所謂、母性本能的なものが誘発されると思う。一方、ペラペラ君には、「何だ此奴は?」と警戒感を感じてしまうだろう。
要するに、「言葉は目的にはなり得ない」、「意思伝達の道具」に過ぎないという現実があり、英語力だけが自慢な奴は「道具屋」に成り下がるだけ。商社の世界では、「語学屋さん」と馬鹿にされ、便利屋扱いされ軽く見られる。会社内でそう思われる奴は、海外で客先でも同じ悪印象を与えてしまうからビジネスの成績も上がらない。
英語が出来ても「道具屋」になるな!
相手に愛されない「ペラペラ英語君」は、可愛く愛される「下手くそ英語君」には永久に勝てない。海外で「営業成績が優秀な人物」にペラペラ君は非常に少ない現実をご存知か?
海外マーケットで、外国人に愛されて商売を促進出来る人物は大体「英語下手くそブロー君」が大多数という現実を知って欲しい。ペラペラ喋る人間の中味に「聡明、礼儀、知識、誠意、文化」が薄い人物には、英語の前に日本語で勉強し直せ!と一括したい。
日本語の喋りが近年乱れてる
先ずは、それを直さないといけない!テレビですら、永田町でも最近、やたら「アノ~」を付けないと喋れない輩が徘徊しているね!「アノ~」を付けないと言葉が出ない奴は頭の中がカラッポで中味がない証拠!英語で言えば、「you know」連発は大体下品な喋りと云われる。即ち、you knowじゃなく自分は「無能だ」と自白している様なもの。先ずはまともな日本語を身に付けないといけない!
テレビの世界でもこの「アノ〜」族がやたら蔓延ってるから哀しいね!そんな輩がペラペラ英語を喋っても中味が或る訳がない!
英語会話マスターの7原則
1. 金を使って英語を勉強しようなんて思うな!
先ずは、何の為に英語が必要なのかの「目的」を明確にする!今の時代、必要なものはスマホとパソコンだけ、辞書もネットだけで充分!
2. カタカナは英語学習の最大の敵!
総てカタカナは自分の周りから一切排除!発音はネット辞書から発音記号をコピーするだけ!今のネット辞書には「発音再生機能」があるから、もう紙の辞書は邪魔!
NHK BSの大リーグ、PGAゴルフ中継、海外の政治経済のニュース等をご覧あれ!
折角、選手名、その他人名、地名の固有名詞をオリジナルの英文の字幕で放映されているのに、それをそっくり消してカタカナ表示に換えてしまう!それじゃ日本人の英語音痴に拍車を掛けるだけ!
坂本龍馬、勝海舟、我々の母校の大隈重信さん達が一緒にそんなテレビを見ていたら、恐らく嘆くでしょう。「ワシ等のエングレッシュ学習はローマ字も良く判らず、どうやって英語を発音するかはカタカナでしか表現する方法がなかったんだ!でもそれを今の時代も使っているとは驚きで情けない!未だに明治維新やっとるの~!」
小学校から英会話云々だと文部省のオジサンが申しておられるが、先ずは教科書の中のカタカナ表示を再考するべし。NHKはじめメデイア全社の上層部の旧いオジサンは若いスタッフに任せてカタカナの一掃を指示するべきでしょう!
「カーテン、ベッド、カップ、パン」等々既に外来日本語として確定されたカタカナ以外、特に固有名詞、人名は
最低「オリジナルのローマ字表記を併記させるルール」をどうして徹底出来ないのか?
3. 「ド厚かましくなる!」
どうせ外国語で喋るんだから、下手でも許して!こちらは「英語下手」、どうせ相手には迷惑が掛かるんだからと「可愛くやる」決して恥ずかしいと思うな!その内に上手になるんだから!
4. 会話に入る前に、英語で自己紹介的文章や、質問事項を5つ程用意しておいて強引にその文章を使ってみる!
無口は犯罪だと思うこと、勉強しないでもOKとか、聞き流すだけでOKとか馬鹿な宣伝をしている詐欺ツールが多いが、そんな馬鹿な話しはない!先ずは勤勉と努力は絶対に必要!
5. 喋りは態とゆっくりが良い!
慌てて格好付けて早口で喋るのは滑稽!「アンタが日本語喋れないから、こっちが仕方なく外国語を使ってやってるんだよ!だから少々時間が掛かって、下手な発音で色々とミスがあっても許してくれ!」(それが嫌なら日本語で喋って呉れ!とでも思えば、スラスラ言葉が出て来る!)「発音間違えたら、直して呉れ!」と思うこと!(相手に「直す」楽しみを与えているんだと思う、そう思えば徐々に舌も滑らかになる!)喋ってる内に、その内上手になる!
6. 英語の相手をして貰う代償に、日本文化を教え、現場へ案内する!
豆腐屋、下駄屋、和裁工房、和食厨房、酒蔵等々の日本伝統の現場案内と背景説明、柔道空手武士道、神社仏閣の現場案内、歴史・現代の説明、等々。外国人にすれば、この様なお返しが無ければ、英語会話の相手をしてあげるメリットもないし、こちらの存在価値も薄らいで本気になってくれないでしょう。だから、英語学習の前に皆さん自身の知識と魅力を深める為にも、日本文化への造詣も大事です。
7. 親しくなったら、年に一度、2度は宿泊付きで旅行に同行する
部屋のトイレで座りつつ、隣で歯を磨く相手と会話・談笑し、彼達の文化を経験する事は言葉以上に意義深い経験になる。
以上の7原則を実践して、英語を学びたい方はメールで相談下さい!無償でネット添削をしながら、外国人との集まりを定期的に企画して、1年〜2年でペラペラにして差し上げます!