Setagaya-Futaco International Gathering

若者よ日本に閉じこもっていてはダメ

このサイト立ち上げの背景

昔の立川基地内の米国人先生達に先ずは感謝!

1960年代の大昔の話しですが、田舎から上京し、新学期間もなく東京出身のクラスの仲間との発音を含めた英語力の格差、外国人教授と会話する熟練振りを痛感、何もかも違った!

「このままでは到底追い付けない、大学の授業じゃ無理と判断」、立川基地内の学校の米国人の先生達約10名がボランテイア的に三鷹YMCAのESSの集まりに毎週火曜日来て呉れている事を伝え聞き早速通い始める。

当初は自己紹介的な「今日のsentence」を5個程メモを用意、(そうしないと英語が出なかった) meeting後の雑談時、周囲の話題に関係なく強引に使って見るとミスを直されたり、質問を受けたりしながら、徐々に会話、雑談に進展。お陰でいつの間にかアレルギーは何処かへ。その内、親しくなるにつれ、年に数回の小旅行にもお付き合い頂き、お返しに日本文化 (豆腐屋、下駄屋の現場案内、お茶のセレモニー、和服縫製にも案内して感謝もされた。

1年生の春に通い始めて、3年生になった頃の授業中、クラスの友人に「お前、随分英会話が上手くなったね。どうしたの?」と云われて、英語を喋る時に頭に日本語を意識しない自分を発見したのを想い出す。

総て、あの当時の先生達とのお付き合いのお陰であり、今でも感謝している。(その先生達はその後世界各地の基地に異動、10年、20年後私の海外出張に合わせて随所で時間をやり繰り、歓談し楽しく昔話を交わした愉快な想い出は忘れられない)

特に印象的だった遭遇は、パリに2週間の滞在中、フランクフルトに1泊出張が入り、思い付いて近隣の基地にいる年上の女性先生にパリから前日に電話。恐らく彼女は80キロ以上の距離をドライブして空港ホテルに駆け付けてくれたらしく、楽しく白ワイン数本空けて食事。たまたま翌日が土曜日だったが、「driveは到底無理、アンタの部屋で寝かせて!」ということになり、彼女にシャワーを先に使わせているうちに、疲れとワインで、私はバタンキュウ状態。薄暗くしてあげた部屋の我がベットの傍をバスタオル一丁で通り過ぎて隣のベッドに入ったのをおぼろげに覚えているだけ、笑、

翌日ホテルで朝食後、空港近くを散歩しながら気分良くお昼頃迄歓談。その後帰国したら手紙が会社に届いていて。「Awfully, appreciate your Royal Treatment❗️」というくだりがあり、会社の友人は「バカにされたのか、嫌味と皮肉じゃないの❓」と言ったが、私は言葉の通り、紳士だった事を誇りにしている。(立川基地でも何度もゴロ寝をさせてもらったが、彼等の習慣じや異性の部屋に出入り、寝泊まりするのはよくあることでそれ程異常な事でも無かろうと思っている)。

(まさに、英会話は学校じゃ無理で、友達作りと人間同士の付き合いが最短との実感!)

1964東京オリンピック組織委員会での補佐業務中に知り合った米国人

Nebraska出身の建築家の卵の若者、オリンピック観戦旅行者との間に始まった50年間の親交がその後の我が仕事人生を変革し豊かにして呉れた!

彼はオリンピック後、東京で建築関係の会社に就職するべく面接したが失敗。その後香港で当時社員5名の建築設計事務所に就職。その後、香港の建築ラッシュの波に乗り、中国本土、マレーシア、タイ、フリピン、オーストラリアにも事業展開を拡大。1980年頃には、アジアの最大の会社に成長。(香港空港にアプローチする飛行機から見下ろす景色の中に、あちこちに何十棟に固まって聳えるブラス型の高層アパート、事務所ビルが見えますが、その殆どは彼の作品です。

1990年には社員250名のアジアでも最大手になり、日本のジェネコン各社に追い掛けられる立場に。2000年には彼はその会社のCEOになり、恐らく私財150億円程度の富を蓄えた様子で日本とはケタ違い。お友達関係を商売には利用しないという鉄則から、一切彼には頼み事はしなかったが、彼と親交があるという噂だけで、筆者の無形の信用力となり、香港華僑から概算70億円のホテル案件向けの設備調達のビジネスを獲得出来た。結果的に、彼のお陰で自分の会社も出来た様なもの。

友人は人生の財産!

と一般に云われるが、こういう愉快で意外な外国人と偶発的な出逢いも出来るから面白い!我々はこのサイトを通じて、私達が享受した素晴らしい機会・環境を今の子供達、若者、学生を中心に与え、「恩返し的な活動」を無償で展開したい!これが本サイトの主目的です。

「外人とお友達になって英語をマスター」する心意気は必要ですが「相手を観察する識別眼」は絶対に必要で、相手の外人も相手を観察しています。英会話の前に「自分自身を磨く」事も忘れないで!

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